TUFT

このロゴはチーム設立の2013 年に製作されました。

EVをイメージした大きな文字のE が特徴のロゴです。

ロゴの色は日本の伝統色である「茄子紺」。

東北大学のイメージと当時のメンバーの意向で選ばれました。

このロゴと共に総合優勝へ。

沿革

東北大学にものづくりを通じて実学としての工学への理解を深め、エンジニアとしての素養を身につけることができる場を増やすべく、2011年1月に「全日本学生フォーミュラ大会」への参戦を目標とした学生フォーミュラチームの活動を開始しました。

同年3月、他大学のチームや大会を統括している自動車技術会へ訪問し、チームの運営に関する情報収集を行ってまいりましたが、不幸にも同月11日に発生した東日本大震災により、活動は一度立ち消えとなりました。

 しかし12月に、同年の鳥人間コンテスト選手権大会人力プロペラ機ディスタンス部門優勝チームであるWindnautsのチーム代表者とテクニカルディレクターを迎え、活動を再開しました。2013年の第11 回全日本学生フォーミュラ大会 現学生フォーミュラ日本大会 にEV 部門で初出場しました。以来今年度21 回大会まで途中大会中止をはさみながらも出場を重ねてまいりました。3 年目となる2015 年大会では、初めて車検を通過し動的審査出走を果たし、特別賞である最軽量化賞、その後の2017 年大会も含め、2015 年大会より3 年連続EV3 位という結果を収めました。

様々な形でご支援をいただき、年々着実に大会での順位を伸ばしてきたため2018 年大会では総合優勝も目標に活動をしました。しかしこの年は車両が大会までに完成せず、結果は車検不通過となりました。チームの再建を図った2019 年大会では、車検は通過したものの競技中のマシントラブルによりリタイアとなり、EV 部門8 位、総合順位61 位にとどまりました。

2020年大会では、シェイクダウンは3 月に終わりに達成し順調にすすめていましたが、大会は中止となってしまいました。2021 年大会では、途中まで新車両( 開発に努めていましたが、活動制限を受けて開発中止を決断しました。代わりに2020 年度の車両開発( を継続し、静的審査のみの大会ではありましたが過去最高の総合27 位を獲得することができました。動的審査の代替イベントである公式記録会では、半分の距離ではありましたが初めてエンデュランスを完走できました。

2023年は試走会でマシンが破損するハプニングがありながらも大会までには修復でき、動的審査には出場出来ませんでしたがフォローアップとして一周ではありますがコースを走行出来ました。2023 年度大会は総合41 位 EV8 位となりました。


2024年は23年のフレームを流用し,安定したシステムと速いマシンづくり,そして何より動的審査完走を目指して活動しました.

早期のシェイクダウンや過去最長級の試走実績を残し,大会ではチーム設立当初よりの悲願である動的審査完走を初めて成し遂げることができました.2024年大会は総合では過去最高の29位(静的審査のみとなった21年大会を除く),EVでは5位となりました.

また,初回の技術車検で最も指摘事項が少ないチームに送られるベスト車検賞一位と,ペナルティなく動的審査完走を果たしたチームに送られる日本自動車工業会会長賞を頂きました.


現在,25年度大会に向けプロジェクトTF-25が進行中です.


チームコンセプト


工学エンジニアとしての成長


・各人が学生フォーミュラを通じて自主的かつ誠実で安全なものづくりを行う


・常に先を見据え,進化を止めることなくよりよいものづくりを目指す


・ものづくりが多くの人々によって行われていることを認識し,

感謝の気持ちを忘れることなく,社会の一員として活躍する人材を目指す


私たち東北大学フォーミュラチーム(TUFT)は東北大学学友会体育部準加盟団体の一つで、機械系ものづくりサークルです。

学生が自ら車の設計・製作・走行・改良・チーム運営のすべてを行っています。

一年に一台車両を製作し、その車両で学生フォーミュラ日本大会EV クラスに出場しています。

次世代エンジニアの育成を目的とする学生フォーミュラに参加し、

よりよいエンジニア・将来を担うエンジニアになることを目的として活動しています。

2024年度プロジェクトからはこれまでの反省を生かし、チームコンセプトを打ち立てました。

「工学エンジニアとしての成長」の下より良いマシンの制作に取り組みます。